ここにいても旅はできる
繰り返される日々に嫌気がさしている。だからといって自分から何か行動に出ることなんてできない。どうすればいいのかわからない。だけど、どうにかしたいもどかしさ。そんな微睡のような生活を送るなかで、ある出逢いを経て、彼は一人の少女と出逢う。そこからなにが始まるのか。いったいなにがもたらされるのか。そんなことは皆目見当もつかないけれど、二人は古い年式のアルファロメオに乗って進む。
初めて書き上げた作品。(果たして書き上げたと言っていいのだろうか)ただ頭の中から出てくる言葉を思うがままに、どこへ向かっていくのかわからないまま書き進めた。頭の中で登場する人物たちは大いに躍動していた。
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どうしても眠れない深い夜の中、僕はコインランドリーへ向かう。なにもかも沈滞しているようにも感じられる時間帯、スタンスミスがよく似合う少女が入ってくる。こんな時間にどうしたのだろう。僕は彼女のことがなぜか頭に残って離れない。数日後、僕たちは再開を果たす。そこから話は展開されていく。いったいどのように?それは僕にもわからない。
三部作(現在作成中)